右脳を使った記憶術の特徴は、なんといっても右脳の持つ「イメージ力」を活性化し、強化していく点にあります。
これまでイメージ力を活用したさまざまな記憶術が紹介されてきましたが、イメージ力の弱い人や、自分の覚えたいこととイメージを結びつけることが出来ない人にとってそれは至難のわざでした。
何かを頭の中でイメージする事が苦手な人に共通していえることは、イメージする上で絶対不可欠な色と形に対する情報が乏しいということです。
だからまず、さまざまな種類の色と形を脳にインプットし、イメージ力をつけることからトレーニングを始めましょう。
脳に出来るだけたくさん刷り込む事によって、イメージ力が養われます。
(1)色の三原色
「赤■、青■、黄色■」を三原色としてトレーニングしていきます。
色の3原色には加法混色と減法混色の2種類ありますが、まずは減法混色を基にトレーニングを進めていきます。
(2)補色(coming soon)
色相環で正反対に位置する関係の色の組み合わせを、補色といいます。
例えば赤色で描かれた模様をじっと長時間見つめた後で、目を白色の紙上に移すと、同じ形が緑色になって現れます。
これを残像現象といい、このような色相関係を補色と呼んでいます。
(3)7色のグラデーション(coming soon)
青、赤、紫、緑、水色、黄色、白の順番に、それぞれの色を10階調のグラデーションで表します。
単色の色の変化を目で追って、それぞれ該当する色がどこに当たるかをトレーニングしていきます。