補色とは

補色とは色相環※図1で正反対に位置する関係の色の組み合わせの事を言います。
赤に対しての緑、黄に対しての紫、青に対しての橙など、相補的な色のことです。

【色相環】
減法混色
図1

例えば赤色で描かれた模様をじっと長時間見つめた後で、目を白色の紙上に移すと、同じ形が緑色になって現れます。これを残像現象といい、このような色相関係を捕色と呼んでいます。

補色の関係を用いるによって、つまり反対色の色と色を対比させることによって、さまざまな色の情報を脳にインプットし、さらには色の区別化が出来るようにしていきます。

トレーニングでは、まずこの捕色の関係を用いることによって、つまり反対色の色と色を対比させる事によって、さまざまな色の情報を脳にインプットし、さらには色の区別化が出来るようにしていきます。

トレーニングサンプル

左右に互いに向かい合った二色が補色です
サンプルで挙げた2色の補色のうち、どちらか一方を20秒位ジッと見つめた後、目をサッと下の白い四角に移します。しばらくすると残像としてお互いの補色が見えてきます。

混色トレーニングサンプルイラスト


 

トレーニング練習

それでは実際にトレーニングを体験してみましょう。
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